気付けば9月。でも、まだ暑い日は続きますね。


さて、9月に入って厚生年金保険料率が変更になりました。
これは、法改正によって平成17年以降、毎年0.354%ずつ段階的に引きあげが実施されていることによるものです。

段階的な引き上げは、平成29年度まで続き、それ以降は固定された料率となることが現時点では決まっていますが、、、どうでしょう?固定された料率でそのままいくのかどうか、どうも怪しいですよね。

具体的な厚生年金の料率ですが、


 (合計)157.04/1,000 (折半)78.52/1,000


だったのが、


 (合計)160.58/1,000 (折半)80.29/1,000


に改定されました。


実際に新しい保険料率で控除を開始するのは、10月に支払うお給料から(10月の保険料納付分)になります。今月(9月に支払う給与)は、8月分の社会保険料を控除するため、まだ変わりませんのでご注意ください。


以前こちらで書きましたが、社会保険に係る会社負担は、中小企業にとって経営を圧迫してしまうほど。本当バカになりません。



一方、国民年金保険料も段階的に引き上げられているのですが、

現在(平成22年度)は、月額15,100円です。

昔は月額13,300円だったのに・・・。高いですよね~(´−д−;`)



純粋に負担だけを考えれば、15,100円の負担は、

厚生年金の世界では12等級、185,000円から194,999円までのお給料をもらっている人達と同じ負担(会社の負担は考えない)に該当します。

厚生年金に加入していると将来の年金は、国民年金&厚生年金のダブルで受給できますが、国民年金は40年間納めて満額で80万弱。



もはや制度が歪だと感じます。



現行制度から年金一元化に向けて、どのような経過措置を設けて新制度へ移行するのか最大の問題・課題ではありますが、最終的に国民年金が16,900+αが月額保険料(平成29年度)となることや、高齢者の増加と現役世代の減少を考えると、年金制度は一元化方向への議論になっていくことに納得できます。


代表選を控えている民主党に国民が望む政策の一つに「年金・医療」が挙げられています。この議論は、持ち上がっては暗礁に乗り上げを繰り返していますが、現実的な政策を打ち出して欲しいものですね。

やはり、消費税で年金制度を運用していくのが今のところ一番現実的な線なのでしょうか・・・。ん~それもなぁ。。。


■参考

平成22年9月分から適用 厚生年金保険料率が変わります

平成22年9月分からの厚生年金保険料額表