国民としては「勘弁してくださいよ~(;´Д`)」ですね。
年金の支給開始年齢が70歳かいぃぃぃ!?と叫んでしまいました。
これありきで話を進めてはダメじゃないでしょうか?


‐‐‐以下「毎日.jp」の記事から引用‐‐‐
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与謝野馨経済財政担当相は21日、政府の新成長戦略実現会議で、「人生90年を前提にすると定年延長を考えないといけない。年金支給年齢の引き上げも考えなければいけない」と発言した。与謝野氏は6月までに政府案の策定を目指す「税と社会保障の一体改革」を担当しており、波紋を呼びそうだ。

与謝野氏の発言は、経済成長を後押しするために高齢者の労働力を活用すべきだとの考えだが、一方で支給開始年齢を引き上げることで年金財政を改善させ、社会保障の財源に必要な消費税率の引き上げ幅を抑制する狙いがあるとみられる。

与謝野氏は会議後、「支給開始年齢の延長検討は、中長期の日本のビジョンとして述べたもので、一体改革で検討する旨を述べたものでは全くない」とのコメントを発表した。

‐‐‐引用はココまで‐‐‐


かつては定年55歳で、年金をもらえる年齢が60歳。

次は定年60歳で、年金をもらえる年齢が65歳(←これが現在)。

とはいえ、誕生日到来によって年金の支給が始まる関係上、急に5年も引き上げてしまうと、年齢間における不利益が甚だしいために、現時点では生年月日に応じて、徐々に65歳へと引き上げている過程にあります。

ちなみに諸外国の年金支給開始年齢は・・・


┏参考文献:内閣府 年金支給開始年齢の国際比較より抜粋
●アメリカ 65歳8ヶ月(2027年までに67歳へ引き上げ)
●イギリス 男子65歳 女子60歳(女子は2020年までに65歳へ引き上げ)
●ドイツ  65歳(2012~2029年までに67歳へ引き上げ)
●フランス 60歳
●スウェーデン 原則、61歳以降本人の選択


こんな感じになっています。
高齢化にある日本も、65歳までの継続雇用制度導入を経た経緯に照らせば、当然67歳~70歳に支給開始年齢を引き上げられることは必至。

既定路線な訳だけど、今のこの日本の状況でそれを言っちゃうかい!?
というのが正直な私のホンネ。

以前から繰り返しているように、現行制度自体が継ぎ接ぎだらけの制度な訳で、これにまた継ぎ接ぎするようなことになれば、70歳引き上げの実施が決定すると、更にそこから生年月日に応じて20~25年という長い年月を経て5年間の引き上げを実施していくことになります。

いま以上に複雑混迷な制度になるし、この状態では国民の年金制度に対する信頼回復は得られないでしょう。

「税と社会保障の一体改革」

を本気で実行していくのであれば、まずは考えられうる実行可能な新しい年金制度の制度設計について、いくつかの案を早急に国民に対して提示すること、それが先のような気がしてなりません。

支給開始年齢の70歳検討はそれからの話。

少なくとも、現行制度のままで70歳引き上げなど、私は絶対にあってはならないとだと思います。なぜなら、何の解決にもならない、問題の先送りをしているに過ぎないからですね。

60歳だったものを65歳に引き上げを決めたときと変わりません。

言及すべきは、税制と社会保障制度の枠組みをどのように考えて制度設計するのか?現行制度と新制度の移行をどのように取り扱うのか?が先だと思います。



皆さまはどのように考えられますか?