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タグ:雇用調整助成金

昨夜から日銀がゼロ金利政策を復活させたことが話題となっていますが・・・新聞報道でも指摘されている通り、どうなんでしょう?効果は薄いのではないでしょうか・・・。またこれでもって預金金利も下がるみたいですが、いやはやタンスに入れておくのが一番手堅いかも・・・?(笑)といっても、私の場合、入れるほどのお金はありませんが・・・(汗)


さて、話は変わります。

現在、生産量の減少に伴い売上の激減等が理由で、社員・従業員を休業させている一定要件を満たす企業に対し、雇用保険の財源から助成金が支給されています。

いわゆる「雇用調整助成金」「中小企業緊急雇用安定助成金」と呼ばれているものですが、11月1日より申請書の様式が変更されることが発表されました。


変更された様式は、、、

様式第5号(1)休業等支給申請書
様式第6号(1)出向支給申請書

の2点で、

追加された様式が、、、

様式第92号 支給申請確認書

の1点です。

ただ、この追加様式については、変更日(11月1日)以降に、古い旧様式で申請した場合に添付しなければならない書類で、新様式の5号(1)・6号(1)に対応しているのであれば必要ありません。



いやぁ・・・それにしても、この助成金は色々と、ころころと変更されます。それだけ利用している会社も多く、多いということは、進めていく中で色々な問題点が出てくる。

ちなみに、今回の様式の変更点は、

簡単に言ってしまうと、支給申請書に記載されている文言に、

「不支給事由に該当しないことを確認した上での申請ですよ~!」

ということと、

仮に本助成金を「不正受給に該当した場合の措置(企業名の公表)について、あらかじめ理解していますよ~!」

という2点の文章が追加されました。


大多数の会社が、いまの経済情勢に苦しめられ、経営に苦労されていらっしゃいます。だから、国もこの助成金が利用しやすくなるように支給要件の緩和をしてきた経緯(それでも煩雑ですけどね。。。汗)があるのですが、これを逆手に取った人たちが、この助成金を不正に受けて発覚するということが起きているのもまた事実です。

こうした状況を踏まえ、不正防止対策として、11月1日以降は、不正受給をした場合の制裁として、(1)事業主の名称と代表者氏名、(2)事業所の名称・所在地と概要、(3)不正受給の金額、内容などが公表されることになり、様式も変更されることになりました。

先月の厚生労働省の発表では、4月~7月までの4ヶ月間で、54事業所において10億7,617万円の不正受給をしていたため、処分したことが明らかにされましたが、こういう会社が出てくるから、支給要件に縛りが出たり、申請書類が増えて煩雑になったり・・・ということに繋がってしまう訳ですよね。まともに申請している会社にとっては、本当にいい迷惑だと思います。


しかしこの助成金・・・、会社の倒産を先送りするだけで無意味だとか、財源の無駄遣い!、前述したような不正受給を招く温床だといった批判もありますが、この助成金によって助けられ、息を吹き返している会社があることも事実です。それぞれの会社の事情によって置かれる立場は個々に異なりますが、私個人の意見としては、この制度(政策)はあって正解だと思います。


この不況を乗り越え、多くの中小企業が救われますように・・・。




新様式は、厚生労働省のホームページにアップされていますので、該当する会社は下記でご確認ください。

雇用調整助成金及び中小企業緊急雇用安定助成金の様式ダウンロード(厚生労働省)



【参考】

雇用調整助成金等に係る休業等実施計画届受理状況について(2010年10月1日 厚生労働省発表データ)

‐平成22年8月の集計結果(速報値)‐

「休業等実施計画届」の受理事業所数および対象者数

計画届受理事業所数・合計
69,013事業所(前月比3,338カ所の減少)

対象者数
1,124,702人 (同85,368人の減少)


企業規模別内訳

大企業
1,492事業所 (同101カ所の減少)
対象者数129,409人(同26,734人の減少)

中小企業
67,521事業所(同3,237カ所の減少)
対象者数 995,293人(同58,634人の減少)


私の顧問先で人事制度が運用されはじめ、歯車がうまくまわり始めた会社があります。策定からフォローアップ・・・ここまでに約2年の歳月が流れました。社長をはじめとする経営陣、そして社員の方々が根気強くTry & Error を嫌がることなく繰り返し続けた賜物だと思います。この会社は非常にコミュニケーションが活発で、社員同士も年齢が近いせいもあるのかもしれませんが、仲がめちゃくちゃ良いです。社長自身も非常に柔軟な方で、行動力にも満ち溢れ、本当に素晴らしい私が尊敬する経営者の中の1人であります。そんな社長ですから、社員もパワーがある訳です。会社に訪問するたびに思うことは活気に満ちているということ。もちろん、会社の業績も良いのですが、こうした会社を他にも見てきた中で、私は一つの疑問にぶちあたりました。


業績が良いから、活気に満ち溢れているのか?

活気に満ち溢れた社員がいるから、業績が良くなるのか?


皆さんはどちらだと思いますか?

私は後者だと思います。

会社のカラーも、

会社のカルチャーも、

会社の業績も、

会社の信用も、

会社の活気も、



すべては、そこにいる「人」から生み出されるものだからです。まず、すべての始まり、スタートは「人」であるということ。

私の取り越し苦労であれば良いのですが、近年この辺りを日本は忘れ去ってきているのではないか?いや・・・、忘れてはいないけども、経済市場がグローバル化されて、目先の売り上げ、利益に集中しておかないと競争から振り落とされてしまうから仕方ないと、経営者・労働者双方で諦めているのかもしれない、といった方が正確な表現かもしれません。だから、尚更ギスギスして、人同士の繋がりが希薄になってきてしまっている。


そこへきて今は100年に1度の大不況下です。
四方八方塞がり状態の会社も少なくありません。
仕事も減ってきていて、中々、「人」にまで気が回らないのが現実だと思います。でも、ここであえて、再度、自社の社員に目を向けられてみてはいかがでしょうか?こんなことは、むしろ仕事がなくて暇なときだからこそできることです。忙しくて売り上げが増えているときは、それはそれで、一杯一杯の状態でなかなか取り組めないものです。

「会社の経営が苦しくてそれどころではない!」

と言われてしまいそうですが、ピンチをチャンスと捉えて、だからこそ、この今の時期を大切にして、「人」に投資をするのです。会社の戦力となる「人」に。経済はずっと今のまま悪い訳ではありません。この真冬を乗り越えた暁には春が待っています。その時に良いスタートをきれるよう、今はその準備期間なのではないでしょうか。

また、投資というと、お金を使うことをイメージしやすいですが、それだけに限りません。社内ミーティングを開いて、無駄だと思う作業の洗い出しや、いま会社が抱えている問題や課題とその解決策を社員と話し合いの中で見出していくことが可能です。どうしたら、社内活性化につながるかの話し合いもできますね。働きやすい、やりがいを持って働ける職場とするためには、どんなことが欠けているのか?そんな話し合いもすることができると思います。更には、取引先と頻繁に接する社員に対しては「マナー研修」をするということも可能です。こうしたことは、すぐに効果のあがるものばかりではありません。だから、どうしても経営をしている以上、目先の売り上げだけに目がいってしまいます。そうしなければ倒産に追い込まれてしまうから。でも、人への投資は、目先の利益以上の可能性を秘めており未知数です。

だから、少し視点を変えて、人への投資を積極的に行ってみてはどうかということを提案したいのです。


雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定化助成金)では、会社都合の休業中に教育訓練を行うと、1日あたり6,000円(大企業は4,000円)が+αで支給されます(注意:他の支給要件を満たしていることが前提です)。対象となる教育訓練であることは条件ですが、休業期間を有効利用するために、こうした制度を利用して、社内活性化を探ってみてはいかがでしょうか?この助成金は会社が負担している雇用保険の財源から支給されているもので返済も不要です。


「人は人の為にしか生きられない」


私が常々思っていることです。
人間は決して自分のためには生きられません。
誰かに認められ、必要とされていることに生きがいを感じる。だからこそ生きることができる。そして、それぞれが属しているコミュニティー(職場・家庭・友人同士など)の中でお互いを支えあっている。だから、人は決して一人では生きていけないのです。

「会社に必要とされている」

「会社に認めてもらえている」

そう社員が感じれば、その会社は成長します。
職場も好景気・不景気に限らず活性化していくでしょう。
そして、社員が「ヤル気」を持って生き生きと働ける職場環境が作られていきます。そうなった会社の未来は、ここで書くまでもなく、お解りだと思います。

繰り返しになりますが、この時代背景だからこそ、


社員教育 人事制度 人材育成


こうしたことに力を入れて、自社の社員に積極的に目を向ける時期だと思います。社員の心に目を向けてみませんか?


その第一歩を踏み出しましょう!
中小企業が日本の経済を支えているのです。
これ以上、倒産する会社があってはなりません。
全国の経営者の皆さま!一緒に頑張っていきましょう!!

明けない夜はありません(^_^)

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